劣悪な環境で生活するカンボジアの子どもたち。
カンボジアは長らく外国の支配を受けてきた歴史があります。
1953年にフランスから独立しましたが、その後は1991年まで内戦が続きました。
国家が崩壊状態の中、多くの難民を出し今もなお、国が再建の途上にあります。
アジアの中でも近年まで最貧国とされていたカンボジアは、都市部は高い経済発展を遂げている一方、未だに各国からの援助を多く必要としており、
農村部を中心にストリートチルドレンや児童労働、人身売買や、更には内戦時代の地雷被害など、カンボジアの貧困家庭に生まれた子どもたちを取り巻く環境はなかなか改善されていません。
貧困層の子どもたちは、まともな教育を受けられないどころか、水も泥水のような水を飲料水として毎日飲んでいたり、
衛生的に良くない食事を毎日食べ、病気になってしまっても病院の治療を受けることはできません。
ほんの少しの金額でも、多くの子供や家族を助けることができます。
活動内容1:緊急時における治療費の支援
カンボジアでは、すぐに治療を受けないと命が危険な状態だったとしても、
お金が無ければ治療や手術を受けることができません。
私たちの活動で救われたいのち
ある日、リヘイン君はいつものように自転車に乗って遊んでいると、突然大型トラックの下敷きになってしまい、左足と腎臓を大きく損傷し、命を落としかけていました。
リヘイン君の家族はカンボジアでは一般的な家庭だったので、治療費を払う貯金がなく、Facebookで支援を呼びかけていました。
私たち国際NGO団体DNA WORLDからも支援を呼びかけて支援を行いました。
左足は壊死して失血も多く腎臓や膀胱の損傷も大きく難しい手術なので国内での治療が難しく、
ベトナムで手術を受けて、なんとか一命を取り留めることができました。
日本だと想像もつかないことですが、、
カンボジアでは交通事故にあっても、お金がないと治療や手術をしてくれません。
貧困層が事故にあった場合、「お金が払えない」と病院へ行っても追い返されてしまいます。
本来、助かるはずの命が「お金が無い」というだけで、見殺しにされてしまうことが日々起こっています。
今回、リヘインくんのお母さんが私たち団体員の知り合いがだったため助けを求めることができ、皆様の支援のおかげで、無事手術を受けることができました。
しかし、大変なのはこれから。
我々には生かしてしまったことへの責任もあります。
リヘインくんがしっかり生活し、義足やリハビリを行える治療費や勉強できる環境を与えられるために、1回きりではなく、NGOとしての支援はこれからも続いていきます。
活動内容2:孤児院への支援
孤児院の多くは潰れてしまったり、無くなることが多いですが、この孤児院は2000年に開設されて、19年間運営されています。
ただ、長い間NGO団体から寄付があったのですが、急遽打ち切られてしまったみたいですが、
今は我々DNA WORLDが食事や生活用品を支援しています。
今は全員で60人〜70人の子どもが住んでいます。
この孤児院に入れない子どもたち、待ちの状態になっている子ども数が、まだ1,000人近くも居ます。
この孤児院に入れている子は本当に運がいい子たちですが、
まだまだ孤児院に入れていない孤児や、両親が面倒を見れない貧困層の子どもがまだまだたくさんいます。
そういった子どもたちへ、できるだけ途切れることのない、長い支援ができるように
月500円で支援できるプログラム
One Coin Donation(ワンコインドネーション)
というプログラムを準備しました。
両替手数料等諸経費の関係で、決済額は550円になっているのですが、
1日18円で、カンボジアの子どもたちを支援できるプログラムです。
ワンコインドネーションに参加していただけると、
水や食料、医療的な物品など毎月安定した支援を行うことができ、
より多くの子どもたちを支援することが出来ます。
国際NGO団体の活動は皆様からの支援で成り立っています。
国際NGO団体 NGO WORLDでは、カンボジアを中心としたアジア後進国で
リヘイン君のような、命を救う活動、親に捨てられてしまった孤児院の子ども達への支援を行っています。
HIVやいろんな病気で苦しんでいる子どもが多くいるので、
診療所の設立や、薬の提供も絶えず行うために、みなさまからの支援を募集しています。
誰かの人生に、可能性を贈る。
そんなワクワクすることが、他にあるでしょうか?
現地の子どもたちは、過酷な環境でも元気ハツラツとしていて、とても勉強熱心です。
親日国家なので、日本語も積極的に勉強している子も多いです。
そんな子どもたちのために、無理のない範囲、負担にならない範囲で良いので、
暖かい支援をいただけると嬉しく思います。
みなさまの継続的なサポートをお願いいたします。
ワンコインドネーションをするには?
支援方法は、クレジットカードまたは口座振替(または銀行振込)がお選びいただけます。
クレジットカードでのお申込み